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伝統と新しい文化が出会う茶館 ■飲軒【ユエインシェン】(後編)

※■はおうへん(王)につき(月)

前回の記事の中で、■飲軒の工夫茶へのこだわりを少し紹介しました。少し間があいてしまいましたが、今回はその続編ということで、店長・洪さんに教えていただいた、工夫茶をより楽しむためのアドバイスをご紹介したいと思います。トライしてみると意外と簡単で楽しく入門できる工夫茶ですが、好きになってしまったが最後、奥深い世界に足を踏み入れることになりそうですよ。

今回いただいている高山茶ですが、茶葉を換えないで4〜5回は、おいしいお茶が抽出できるそうです。この量の茶葉なら少なくとも20回は抽出できそう。一体何時間いたら全部飲み切ることができるのでしょうか。こうなったら好きなだけのんびりするしかない!良いお茶は値段も少しお高いですが、そのぶん経済的な面もあるということですね。大勢で飲むにもよさそうです。茶葉が余ったら自宅に持ち帰るのが台湾流!

洪さんがお茶文化を愛する理由のひとつは、「座禅のように心が静まり豊かになるから」だと言います。「それには時間をかけ、香りを楽しみながら飲むことが大切」とも。

お茶をゆっくり味わう飲み方

ただごくごく飲むのとは違った味わいが感じられる作法がこちら。段階を踏んで飲むことにより、味覚を感じる部分がひとつではないと分かります。

@お茶を舌の先につけるだけ。
A茶杯の3分の2までを口に含む。ワインを飲むときのように両頬で風味を楽しむ。
B茶杯に残った3分の1を一気に飲み干す。のどを潤すイメージで。

温度による香りの変化を楽しむ

茶葉の状態やお茶の温度によって香りは微妙に変化すると洪さんは言います。言われてみればちょっとずつ違うような・・・。これが分かるようになればかなりの工夫茶通ですね。抽出したお茶そのものの香りを嗅ぐのではなく、聞香杯に残った香りを嗅ぐ、というのも普段ではやらない工夫茶独特の作法ですね。

@乾香(カンシャン)・・・乾いた茶葉をそのまま嗅いだときの香り。
A湿香(スーシャン)・・・茶壷(急須)にお湯を入れ温めたあと、お湯を捨てた茶壷に茶葉を入れたときの香り。蒸気に包まれた茶葉はどんな香りでしょうか?
B熱香(ズーシャン)・・・抽出したお茶を聞香杯に注ぎ、茶杯に移したあと、空になった聞香杯から立ち昇る香りを嗅ぎます。
C暖香(ワンシャン)・・・聞香杯の熱が少し取れたときの香りを嗅ぎます。温度の変化による香りの違いが感じられますか?
D冷香(レンシャン)・・・お茶を飲みきったあとでもう一度聞香杯の香りを嗅ぎます。先ほどよりさらに温度が下がっています。こんなに長く香りが残るものなのか素人のわたしにはまだ分かりませんが、何度もトライするうちにきっと分かるようになるのでしょうね。

ちょっと素敵に見えちゃう茶杯の持ち方

左のような茶杯の持ち方には「三龍護底」という名前がついています。茶杯を支える親指、人差し指、中指を三匹の龍に見立てているのです。スケールがでかい!とっても美しい持ち方ですよね。

工夫茶について聞けば一晩中でも話が尽きない、といった感じの洪さん。お店の魅力を改めて伺うと、「忙しい日常と異なる空間でゆっくり過ごし、店を一歩でたらリフレッシュして新たなスタートができること」と答えてくださいました。そうした空間を提供するために、お茶だけでなく、店の雰囲気やBGMにもこだわり、夜には筝の生演奏も楽しめます。

名物料理はミルクティーのお鍋

最後に食事のメニューの中から、グループや二人連れで楽しみたいお鍋をご紹介します。鍋料理の中でも気になるのが「●茶火鍋(ナイツァーフォークォー)」。その名も「ミルクティー鍋」です。確かにダシの色が白っぽい。お味はシチューにコクを加えた感じと言いましょうか、このコクの正体がお茶だと思われます。それにしても具が山盛り!チンゲン菜、赤ピーマン、かぼちゃ、カリフラワー、えのきだけなど野菜がたっぷり、さらに豚肉や豆腐がボリュームを加えます。

頂上に揚げパンが乗っかるところがとっても台湾流ですが、この揚げパンにダシがしみ込むと幸せなおいしさなんですよー。そして台湾でミルクティーといえば外せない、黒タピオカ。これがお鍋に入ってしまいました。お味は・・・食べてみてください!宝探しみたいでとっても楽しいお鍋ですよ。

>>●茶火鍋 ※●はおんなへん(女)にだい(乃)
1人前450元(写真は2人前)

店長・洪さんの情熱に心打たれてついつい前・後編とお届けした「ユエ飲軒」特集。夜も更けてそろそろお開きの時間です。8時からは筝の生演奏も始まり、ディープな雰囲気を増してきました。お店は夜中の2時まで営業していますので、どうぞごゆっくり。

>> 筝の生演奏
月・水・木曜日の夜8時〜10時

DATA

アクセス MRT新店線「公館」駅から徒歩10分。台湾大学を右手に見ながら進み、新生南路との交差点で「誠品書店」の方へ渡り右へ進む。教会やマクドナルドを過ぎ、ファミリーマートの手前を左折、次の角を右折して直進。左手にあります。
営業時間 10:00〜翌2:00
定休日 旧正月前後
住所・電話 台北市温州街80号 (02)8369-3963
クレジットカード
日本語 不可(英語なら簡単なやりとりができます) 日本語メニューあり

2007年1月30日

 

 

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