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国立台湾科学教育館 【クォーリータイワンクーシュエジャオユイクァン】

こどももおとなも大好きな博物館がここ、「国立台湾科学教育館」です。難しそうな名前ですが、一歩足を踏み入れればそこはさながらテーマパーク。地下1階から地上9階までの広〜い館内を回れば、学校で習った化学や物理や数学の世界から生命の神秘や地球の成り立ちまで、遊びながら勉強でき、いろんな発見に出会えます。フードコートやグッズ販売スペースも充実し、3Dシアターまで楽しめちゃう、夏休みに親子で訪れるには絶好の施設です。カップルの姿もちらほら見かけ、どうやら手軽なデートスポットでもあるようです。

エントランス前のだだっ広いフロアに早くも人だかりが。計算された角度や距離で複数の球がうまく移動していく機械に子どもたちが釘付けです。子どもって本来とても知的な生き物なんだなーと思いました。瞳が輝いていますね〜。館内に向けて期待が膨らみます!

さっそく入館してみましょう

はい、ここが国立の科学教育館の中です。遊園地じゃないですか!10階まで吹き抜けの明るいフロアに巨大なトラ(?)のすべり台。見上げれば5階の端から端に細いワイヤーが張られ、空中自転車が滑っていきます。奥には映画館のようなチケット売り場も。総合案内所付近に子供向け科学教室の案内パンフレットや掲示物がたくさん置かれているのを見ると、かろうじてここが教育館だということを思い出します。

フードコートで甘〜い実験

腹が減っては勉強にならないので、まず2階のフードコートに直行。スターバックスやバーガーキングなどのファストフード店が並び、テーブルと椅子もたくさんあります。ちょうどお昼どきで、自前のお弁当を食べるおじさまおばさまの団体あり、ハンバーガーを頬張る家族連れ(親子3代!!)あり、見つめ合いジュースを飲むカップルあり、自由気ままに過ごす人々で賑わいます。そんなフードコートで面白いものを発見しました。それはチョコバナナ製造機。「幸福聖堂」というお店のランチセットでデザートを選ぶと、自分でチョコバナナ(またはチョコマシュマロ)を作って食べられるのです。この機械が導入されたときには総統もお見えになってチョコバナナ作りを体験したそうです。甘くてボリュームたっぷり、おいしい科学実験でした。

それでは、お待ちかねの展示エリア(3〜8階)にGO!

3・4階は「生命科学・自然科学展示エリア」です。

このエリアは、生命と人類の進化をたどる「進化コーナー」からスタートし、DNAの成り立ちや動植物の品種改良、複製技術にまでテーマを広げる「遺伝コーナー」へと続きます。そのあとには、人間の五感や反射、錯覚などを取り上げた「脳科学コーナー」、臓器からホルモン分泌まで人体の働きを解説してくれる「人体科学コーナー」が待っています。ここにはシュールな内臓パズルや、猫の聴覚体験マスクなど、奇妙で大胆な展示物が目白押し。とにかく体験型の展示が多いのでとても楽しめますよ。続く「生物コーナー」には、台湾の自然環境と生物を詳しく紹介したコーナーもあり、台湾をより深く知ることができます。

免疫防止展示エリアがすごい!

「生命科学・自然科学展示エリア」の奥にひっそりと「免疫防止展示エリア」はあります。2003年から被害が広まった鳥インフルエンザにより、東南アジアでは多くの方が亡くなりました。その悲しい経験を繰り返さないよう、このエリアでは鳥インフルエンザの原因や感染ルート、感染防止対策を子どもにも分かりやすく解説しています。このほか、AIDSやマラリアなどの感染症も取り上げています。さまざまな国の気候や文化とともにその国でかかりやすい感染症と旅行に出かける際の留意点を教えてくれる、旅行者にお役立ちのコーナーもありました。そして奥へ進むと、ちょっと驚くコーナーが。それはコンドームの歴史を教え、AIDS予防のためにコンドームの使用を促すコーナーです。「コンドームは紀元前から使われていた」なんてこと、なかなか知る機会はないですよね。それにしてもここは子どもたちのための教育機関、このようなコーナーを堂々と設けてしまう台湾教育部の懐の大きさを感じました。

5・6階は「物質化学・数学および地球科学展示エリア」です。

過去に偉業を成した科学者たちの足跡を紹介するコーナーを通り、物理のコーナーへ。ここには落下や真空管、共鳴などの現象を簡単に実験できる器具が並びます。化学のコーナーには、水の性質や原子の世界、さまざまな化学反応などを学べるパネルや資料、体験型の展示物があります。中学校で習った元素記号、覚えたけれど本当はどんな物質なのか想像したこともなかったわたしですが、ここでお目にかかることができました。展示以外にも、係員のお兄さんが子どもたちを集めて静電気の実験を行っていたり、1階から見上げた「空中足踏車」も大人気。どのエリアも驚くほど盛りだくさんなのです。

「数学エリア」が意外に面白い

これまた学生のとき無理やり覚えた数学の定理を、目に見える形で理解させてくれるのがここ。たとえ理解はできなくても、法則にぴたりと合った動きを見せるさまざまな展示物に思わず引き寄せられてしまうのではないでしょうか。それから面白いのが知恵の輪コーナー。知恵の輪といえば手のひらサイズのものを指先で解いていくのを想像しますが、ここにあるのは幅50センチくらいのビッグサイズ!思わず立ち止まってチャレンジしたくなります。中国には紀元前から「中国環(Chinese Ring)」という9連の知恵の輪が存在し、未だかつて誰も解いていないのだそうです。340手で解けることは計算で分かっているらしいのですが・・・数学には果てしないロマンがありますね。

B1階でファンタジーの世界へ!

B1階には3Dシアター、4Dシアターがあり、飛び出すスクリーンと動く椅子で大迫力のアトラクションが楽しめます。3Dシアターは「玩具王国」と「極速飛木」の2種類のプログラムが上映され、平日は11:30と14:30の2回、休日は朝から夕方まで全8回。4Dシアターでは海底を探検する「蔚藍國度」や「恐龍總動員」など、4種類が、平日は11:00と14:00の2回、休日は朝から夕方の全10回、上映されます。4Dシアターでは水や煙が飛び出す仕掛けもあり、とってもスリリングです(セリフは中国語のみです)。シアター入場券は館内1階で販売しています。入場料は3Dシアター、4Dシアターともに1回NT$120元です。

7・8階は特別展示エリアです。

現在は特別展「?貝的一天―A Day in Pompeii」が開催されています。日本でも2001年のイタリア年をきっかけにポンペイをテーマにした展覧会がいくつか開催され、見に行かれた方も多いのではないでしょうか。こちらの特別展はスペイン、台北、アメリカと巡回し、小規模ながら展示物はとても繊細で保存状態の良いものばかりです。ミニシアターコーナーも設けられ、ポンペイの最後の一日に人々がどのような体験をしたのかがリアルに伝わってくる展示です。期間は2006年10月29日まで、入場料はNT$220元です。

ただのお土産売り場じゃない!マニアも満足のラインナップ

1階にはグッズ販売コーナーが設けられ、子供向けのおもちゃやゲームはもちろん、恐竜グッズや化石グッズ、望遠鏡や顕微鏡、人体模型まで、おとなたちも夢中になってしまう本格的な科学系グッズが揃っています。自然系や宇宙系のDVDも充実。また、ポストカードやかわいいぬいぐるみもたくさんあるので、お土産もばっちりです。2階にも小さな売り場があり、ダイヤモンドゲームのような小型のおもちゃが揃っていました。

建物も内容もスケールのでっかい科学教育館でした

館内は想像以上に広く、しっかり見ると一日がかりです。グッズコーナーだけでも真剣に見始めたら1時間くらいすぐ経ってしまいそう・・・。ちなみに、展示の解説は中国語と英語だけですが、イラストや写真を多用したパネルや体験型の展示が多く楽しんでいただけると思います。わくわくどきどきを体験しに来ませんか?

DATA

国立台湾科学教育館について 国立台湾科学教育館は1956年に設立されました。50年間にわたり台湾の科学教育の発展に貢献し、近年は教育部との連携により、科学を研究室の中から日常生活へ開放し、一般の人々が日々の生活の中で科学の驚異を発見し体験できる機会をつくっています。従来の科学教育センターとはまったく異なるコンセプトを持つ台湾科学教育館には、教育、展示、研究、体験を結びつける新しいアイデアと設備が満載です。
アクセス @MRT淡水線士林駅またはから徒歩20分。
士林駅から中正路を直進、士商路との交差点を右折して直進すると左手に見えてきます。(士商路に入ると、建物が少なく、開発途中といった雰囲気になります。)
AMRT淡水線劍潭駅からシャトルバスが出ています。(土日、夏休み、冬休みのみで、12:00〜19:00のあいだ、20分間隔で運行。)
開放時間 平日 9:00〜18:00(受付は17:00まで)
土日、国定休日、夏休み、冬休み 9:00〜19:00(受付は18:00まで)
休館日 月曜日
入館料 入館自体は無料。
3〜6階の常設展は100元(学生90元)。
B1階のシアターは120元(学生100元)。
7・8階の特別展にも別途料金がかかります。
住所 ・電話 台北市士商路189号
(02)6610-1234
ウェブサイト http://www.ntsec.gov.tw/

2006年8月10日

 

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