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豪華なシャンデリアが輝く、台北でも最大規模の豪華マッサージ店「豪門世家理容名店」をご紹介します。台湾に行くからにはマッサージを受けてみたい!でもどんなものだかちょっと不安、という方も多いと思いますが、今回は日本人もたくさん訪れる有名マッサージ店で、初めての全身マッサージを体験してまいりました!ぜひご参考に。

豪門世家理容名店のある林森北路付近は、大通りから外れているので夜はちょっと薄暗い雰囲気ですが、そんな通りの中でひときわ派手に(ちょっと怪しく)輝く建物が、目指す豪門世家理容名店。お店の入り口には等身大の志村けんさんのパネル(直筆サイン入り)がどーんと立てられ、お店の明るさと相まってなんだか一安心。日本の芸能人やスポーツ選手が多く訪れることでも有名なお店なんです。
シャンデリア輝く螺旋階段を下りて店の中に入ると、黒服の女性が大勢で出迎えてくれます。その迫力に最初はちょっと腰が引けますが、意外にも黒服小姐たちはとっても気さくで元気。チャキチャキした下町のお姉ちゃんたち、といった感じです。日本語上手な小姐(写真右)が満面の笑顔でわたしたちを案内してくれました。
案内された部屋は大部屋で6台のマッサージベッドが並んでいます。取材時は平日夜の7時前ですいているタイミング、広い部屋を独り占めでしたが、混んでいる時間帯にはすべてのベッドがお客さんで埋まることでしょう。担当マッサージ師さんがやって来て少々びっくり。タイトなミニスカートを履いたとっても華奢(きゃしゃ)な女性の方です。基本的に全身マッサージ師は女性、足裏マッサージ師は男性なのだそう。女性のきめ細かな気配りが全身マッサージには欠かせないそうです。
勝手が分からずぼんやり座っていたわたしですが、ベッドに置かれている浴衣に着替えるように言われ、部屋についている化粧室にて着替え。浴衣というか、甚平ですかね・・・?しかも上は前後が逆。これは、後々分かることですが背中にマッサージを施してもらうためです。着替え終わったらついにマッサージベッドへ。ガイドブック等でよく見る写真から(背中の上に人が立っている)、さぞや激しいマッサージなのだろう、と警戒している方も多いかと思います。しかし、マッサージが始まったらその心配も吹き飛びました。
まずは首筋や頭から肩かけてほぐしてくれます。これが素晴らしい腕前で、もみほぐしてくれると同時に、肌を滑らか〜にマッサージしてくれるので、まもなく深〜いリラックス状態に。とりわけ気持ちいいのが、首の下に最初に入れてくれる蒸しタオルの枕。その上、このマッサージです。うひゃ〜 。期待以上のクオリティーに、「この先は彼女にすべてを委ねよう・・・」と、遠のく意識の中で確信したのでした。
途中で「顔のマッサージをしてもいいですか?」と聞かれました。お客さんによってはメイクがとれると困るので顔マッサージはしない場合もあるそう。日焼け止め程度のわたしはもちろんお願いしました。フェイシャルマッサージまで受けられるとはお得。ここでも登場する蒸しタオルは、顎から額まで、顔全体を包んで数秒間。ご想像いただけるかと思いますが、これが本っ当〜に気持ちいいんです。その後、マッサージ用クリームをつけて耳のあたりから顔全体を丁寧にマッサージしてくれます。10本の指を細かく動かし、頬から耳にかけてはしっかりと、目の周辺はソフトに・・・と、絶妙なタッチでテンポよく進んでいきます。エステサロン並みの確かな技術で、大切な顔も安心してお任せできます。顔からまた肩へ、それから腕へ、指先へと素晴らしいマッサージが施されていきます。
腕の次は足。まさに全身マッサージで、体のすべての部分が順番にほぐされていくのは驚きと感動の連続。ほかでは体験できない贅沢マッサージですよね。いわゆる「宮廷気分」というキャッチフレーズにも納得です。しかし、マッサージ師さんのほうではそんな優雅なこと言っちゃあいられません。足のマッサージになると全身の力を込めて押したり叩いたり、手のひらだけでなく時には腕全体を使ってほぐしていきます。女性から出ていると思えないパワーです。男性のお客さんも来ることを考えれば、よほど力がないとできない仕事ですよね。「このお店でどれくらいになるんですか?」とお伺いすると、「3ヶ月目です」とのこと。どうやら優秀な腕を買われて最近別のお店から引き抜かれたことが分かりました。なるほど。マッサージ師のレベルを高く保つお店の秘訣、ここらへんにもあるわけですね。

「うつぶせになってください」と言われ、いよいよ佳境に突入です。前後逆に着た甚平が本領を発揮するときが来ました。背中がすっかりあらわになり、もんぺのほうも、おしりの割れ目が見えるぎりぎりまで下げられたかと思うと、アツアツの蒸しタオルが背中へ。こ、これは・・・まさに初体験!!凝り固まった筋肉や筋(すじ)、背骨にまで温熱効果がじんわりと伝わっていく至福の時。一枚だけじゃありません、二枚、三枚と容赦なく重ねられ、最終的には二十枚以上・・・。背中の上にこんもりと蒸しタオル山が現れました。と言っても実際自分では見えていないので、「なんだか知らないが圧力が気持ちいいな〜」と思っていただけなのですが、後に写真を見て驚いた次第です。

山の上から、冷えないようにキルトのブランケットで全身を覆います。そして、かわいらしいお姉さんが山の上に、乗りました!天井につけられたバーを握って体重を調整しながら、足を使って、太ももの裏、お尻、背中を押していきます。とにかく足のコントロールがすごい!繊細な動きで、こちらの体には余計な負担をまったく感じさせません。しかも、手ではほぐせない深いコリに喝!なのです。

その後は蒸しタオル山を潔くバケツへ捨て、ほぐれた背中にさらなるマッサージが続きます。打ち寄せる波のごとく、これでもか!と、追い討ちを掛けてくる全身マッサージ、恐るべし。今度は手のひらや腕を使って丁寧に施されます。四つ這いの姿勢でわたしの背中の上に乗り、肘(ひじ)を使ってマッサージしてくれるお姉さん・・・。「全身マッサージ=マッサージ師さんが全身を使って施してくれるマッサージってことかい・・・?」などと、おやじギャグのような発想まで浮かんでは消えてゆきます。
背中のマッサージ終了後、また首や肩、頭をゆっくりとほぐしてもらって、おしまいです。「いつまでもこうしていたい・・・」と後ろ髪を引かれながらヨロヨロとベッドから降り、温かいお茶をいただくと、めくるめく快楽の嵐にややぐったりはしていましたが、全身軽やか、とってもリフレッシュできたことを感じました。時間はぴったり2時間。長時間の全身運動でマッサージ師さんは大変だったことでしょう。しかし疲れた様子はまったく見せず、笑顔で記念写真も撮っていただきました。確かな腕を持つ素敵なマッサージ師さん、至福の時間をありがとうございました!
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さて、全身マッサージがどんな感じで進行していくものか、少しでもお分かりいただけましたでしょうか?(↓写真は今回使われたタオルです。どひゃ〜、すごい量だ。)台湾ならではの全身マッサージ、体験するとクセになるかもしれませんよ。
マッサージ師さんによって技術やマッサージの順番には多少の違いがあるかと思います。ちなみに今回担当していただいた方は、「304」さん(マッサージ店では名前で呼ばず、マッサージ師さんひとりひとりに番号がついています)。指名もできるそうですよ。
DATA
| メニュー | 全身マッサージ(120分コース/温シップ付)2,000元、全身マッサージ(90分コース/温シップなし)1,500元、足裏健康マッサージ700元、美顔マッサージ800元、手肌の美白養護(サラフィンパック付)700元、耳掃除500元など |
|---|---|
| 営業時間 | 24時間 |
| 休業日 | 旧暦正月のあいだ |
| カード利用 | 可(VISA、MASTER、JCBなど。カードの場合5%の手数料がかかります。) 日本円、US$での支払い可 |
| 日本語 | マッサージ師さんとの簡単なやりとり可 日本語が話せる案内係もいます。 |
| その他 | @マッサージのあとにドリンク1杯サービス
A無料送迎利用可(ホテルやレストランからも利用できるそうです。乗り合いのマイクロバスです。時間を守れる方だけご利用ください。) |
| アクセス | MRT雙連駅から徒歩10分。駅を出て民生西路を「馬偕紀念病院」の方向へ直進、右手に交番のある交差点をさらに直進し、林森北路にぶつかったら左折。林森北路を直進し、民生東路との交差点を過ぎると左手にあります。 |
| 住所・電話 | 台北市林森北路410号B1階
(02)2562-8855、(02)2521-1222 |
2007年5月24日