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台湾で買物をすると自動的に宝くじが手に入るってご存知でしたか?台湾の商店やレストラン、コンビニなどでもらうレシートは「統一発票」と呼ばれる宝くじになっています。台湾でレシートをもらったらレシートの上のほうを見てみてください。濃い字で8桁の数字が書いてあります。これが宝くじ番号です。そして裏面を見るとなにやら細かく説明書きが並び、下には枠線が。そのせいで長〜いサイズのレシートとなっています。
この「統一発票」の抽選は2ヶ月ごとに行われ、奇数月の25日に当選番号が発表されます。例えば1・2月分のレシートの当選番号は3月25日に発表され、その10日後から3ヶ月間現金と引き換えができます。毎日の買物が知らず知らず大当たりのチャンスになっている、という素晴らしいシステム。買物の金額制限はないので、飴玉ひとつが大金に化ける可能性だってなくはないのです。当選番号は新聞、新聞各社のウェブサイト、財政部のウェブサイトなどで確認できます。1等から6等まであり、下3桁が一致の6等は200元(約700円※)、1等は賞金200万元(約700万円※)の大当たり。台湾中の人々が買物をした分だけ抽選券が発行されていることを考えると、当選確率は途方もなく低い・・・という現実はさておき、今日もどこかで誰かが当選番号を手に入れているのです。外国人にも権利があるとなれば、台湾旅行の楽しみがひとつ増えた気がしますね。2ヵ月後の発表を待たずに帰国しなければならない旅行者なら、旅先で出会った台湾の人にレシートを差し上げるのも粋ですね。
当選した統一発票の引き換えは、各地の郵便局で行われています。6等の引き換えは郵便局以外にも中央信託局、三信商業銀行でもできます。引き換えの際には、当選した統一発票の裏面の枠内に必要事項(氏名、住所など。外国人はパスポートナンバーが必要)を記入し、身分証明書とともに上記の取り扱い機関に持って行きます。引き換え開始日から3ヶ月が過ぎると当選は無効となります。
抽選券を買ったつもりじゃなくてもチャンスが訪れるこの奇特な「統一発票」。そもそもの始まりは税務署による脱税対策なのだそうです。レシートを発行するという習慣がなかった台湾では、営業税をごまかすお店が多かったそうですが、レシートが宝くじとなった現在では消費者が必ずレシートを持ち帰るのでごまかしができなくなり、脱税問題も解消したというわけです。画期的な発想ですよね。
2007年3月7日